広島カープの歴代選手による最強のオーダーとベストナインを選んでみた!
広島カープの歴代選手による最強のオーダーとベストナインを選んでみました。
昭和の名選手から現役バリバリのプレイヤーまで、過去のデータや私の思い出をもとに選びました。
広島東洋カープの歴史
広島 2008
「広島市民球場ラストイヤー」
復刻版ユニフォーム(1977年〜1988年ホーム)#前田智徳#carppic.twitter.com/c2L19Zvb5c— プロ野球 限定・復刻・サードユニフォームbot (@bot87630863) August 28, 2021
1949年に地元の経済界が中心となって球団を設立。創設後数年間は資金難が続き存続が危ぶまれましたが、地元市民の募金などによって収入が安定しました。
1970年代後半には古葉竹識監督のもと「赤ヘル旋風」を巻き起こし、1975年にリーグ初優勝を達成。
1979年には「江夏の21球」で絶体絶命のピンチを切り抜け、悲願の日本一を達成しました。
1980年代には山本浩二、衣笠祥雄を中心とした赤ヘル打線と強力な投手陣により黄金時代を築きました。
2016年から2018年にかけて、緒方監督のもとでセ・リーグ3連覇を達成したことは記憶に新しいと思います。
これまでにリーグ優勝9回、日本シリーズを3回制覇しています。
広島カープ歴代最強の投手陣
【#川口和久WEBコラム】
津田恒実の命日に思い出すこと/川口和久WEBコラム抑えるときも、打たれるときも派手で壮絶だった。魂を込めて投げるというのは、津田みたいなピッチャーのことなんだろう。#津田恒実 #carp #カープhttps://t.co/C2OayWcEuR
— 週刊ベースボールONLINE (@BaseBallMOnline) July 20, 2021
先発①:黒田博樹
カープのほか、MLBドジャースやヤンキースでも活躍し、日米通算200勝を達成。
ツーシームとスライダー・スプリット・シンカーを投げ分け、切れ味鋭いスプリットはメジャーでも「現役最高のスプリッター」と評されました。
先発②:前田健太
入団3年目からローテを守り、6年連続で二桁勝利続けました。沢村賞2度のほか、最多勝2回、最優秀防御率3回、最多奪三振を2回獲得。2010年には投手三冠王も達成しました。
現在はMLBで活躍を続けています。
先発③:大瀬良大地
スリークォーターから150キロ台のストレートにカットボール、スライダー、カーブ、フォークなどの変化球を投げ分けます。
カープのエースとして活躍を続けています。
先発④:コルビー・ルイス
移籍1年目からチームの大黒柱としてローテーションを支え、チームトップの15勝を挙げ最多奪三振のタイトルを獲得。翌年も2年連続で最多奪三振のタイトルを獲得しました。
MLBレンジャースに復帰後も、6年間で65勝を挙げるなど活躍しました。
先発⑤:北別府学
「精密機械」の異名を取り、当時投手王国と呼ばれた広島のエースとして活躍し、通算213勝を挙げ、5度のリーグ優勝と3度の日本シリーズ制覇に貢献しました。
最多勝2回、最高勝率3回、沢村賞2回など、多くのタイトルを獲得しました。
中継ぎ①:大野豊
軟式野球出身という異色の経歴で、ドラフト外で入団。
先発、中継ぎ、抑えとして22年間フル回転しました。
1988年には最優秀防御率のタイトルを獲得し、沢村賞を受賞。
2013年に野球殿堂入りしました。
中継ぎ②:津田恒実
豪速球と闘争心むき出しのピッチングで抑えのエースとして活躍。「炎のストッパー」と呼ばれました。
当時全盛期だった阪神タイガースのランディー・バースに対し、ストレートで真っ向勝負を挑んで三振を奪うことが出来た、数少ない投手でした。
中継ぎ③:今村猛
スリークォーターからのノビのあるストレートと切れ味鋭いスライダーが武器の本格派投手です。
チームを勝利に導くセットアッパーとして、リーグ3連覇に貢献しました。
中継ぎ④:永川勝浩
新人でクローザーを任され25セーブを挙げるなど、広島の抑えのエースとして活躍し、通算165セーブを挙げました。2009年には3年連続30セーブを達成しました。
ケガで調子を落としてからは中継ぎ投手として活躍しました。
抑え:栗林良吏
クローザーとして開幕から22試合連続無失点を記録し、新人投手による開幕からの連続無失点試合数の日本記録を更新しました。
東京オリンピックでは侍ジャパンの守護神として全5試合に登板し、世界を相手に2勝3セーブを挙げて日本の金メダル獲得に大きく貢献。決勝戦も見事に締めくくり、胴上げ投手になりました。
ベンチ:佐々岡真司
ルーキーで二桁勝利、二桁セーブを挙げるなど大活躍。2年目には17勝を挙げ、最多勝、最優秀防御率の二冠に輝きチームのリーグ優勝に大きく貢献するとともに、MVP、沢村賞を受賞しました。
現在は広島カープの監督としてチームを率いています。
広島カープ歴代最強の野手陣
#今日は何の日
16年前の6月23日は、
🎏広島ひと筋、走攻守抜群のリーダー#野村謙二郎 氏が
2000本安打を達成した日㊗️https://t.co/KfU2BZ8vqS#名球会 #広島カープ #carp #プロ野球— 日本プロ野球名球会【公式】 (@meikyukai_nihon) June 23, 2021
捕手:會澤翼
プロ入り8年目から正捕手に定着。
強肩強打の捕手で、打率3割と二桁本塁打をマーク。
2019年にはWBCプレミア12の日本代表に選ばれました。
一塁手:栗原健太
人並み外れたパワーを持ち、右の長距離砲として活躍。4年連続で20本塁打以上を放ちました。また生涯通算打率は2割9分を超え、打率も残せる4番打者でした。
相次ぐ故障に苦しみましたが、練習の鬼と呼ばれるほどの努力の人でした。
二塁手:菊池涼介
思い切りの良いバッティングで、2016年から2017年にかけては「タナ・キク・マル」の2番打者としてチームのリーグ3連覇に大きく貢献しました。守備では8年連続でゴールデングラブ賞を受賞。驚異的な守備範囲と華麗なグラブトスで世界を驚かせています。
三塁手:衣笠祥雄
2215試合連続試合出場の世界記録を持つ鉄人。通算安打2543本(歴代5位)、通算本塁打504本(歴代7位)、通算打点1448(歴代10位)、通算得点1372(歴代5位)の記録を持つ強打者でした。山本浩二とのYK砲は球史に残る強力コンビでした。
遊撃手:野村謙二郎
盗塁王3回、最多安打3回、最多得点2回のタイトルを獲得し、広島のリードオフマンとして活躍しました。1995年にはトリプルスリーを達成。史上屈指のオールラウンドプレイヤーでした。
のちに広島の監督も務めました。
左翼手:前田智徳
「孤高の天才」の異名をとり、落合博満は「今の日本球界に2人の天才打者がいる。1人がイチローで、もう1人が前田だ」と語り、イチローは「僕のことを天才だという人がいますが、本当の天才は前田さんです」と評するなど、周囲が前田選手を高く評価しました。
中堅手:山本浩二
「ミスター赤ヘル」と呼ばれ、中心選手としてチームの黄金期を支えました。守備ではダイヤモンドグラブ賞をセ・リーグ最多記録となる10回受賞。大卒選手として唯一の500号本塁打を達成。引退後は広島の監督を2度務め、日本代表の監督も務めました。
右翼手:鈴木誠也
カープの4番打者として勝負強いバッティングでチームのリーグ3連覇に貢献。
5年連続で打率3割以上、ホームラン25本以上をマークしています。
東京オリンピックでも日本の4番打者として活躍し、日本に金メダルをもたらしました。
指名打者:新井貴浩
通算2203安打、319本塁打を放ったスラッガーで、4番としてチームを支えました。
広島に復帰後の2016年には打率3割、100打点をマークし、チームの25年ぶりのリーグ優勝に貢献。NPB史上最年長となる39才でMVPを受賞しました。
広島カープ歴代最強のベストナイン
1番 ショート 野村謙二郎
2番 セカンド 菊池涼介
3番 レフト 前田智徳
4番 センター 山本浩二
5番 ライト 鈴木誠也
6番 サード 衣笠祥雄
7番 ファースト 栗原健太
8番 指名打者 新井貴浩
9番 キャッチャー 會澤翼
まとめ
私の独断と偏見で選んだオーダーですので、皆さんが選ぶ選手とは少し違うのではないかと思いますが、少しでも共感していただけたらうれしいです。
野手は日本人のみの、強力な赤ヘル打線となりました。
加えて守備と走塁の能力が高く、攻守のバランスが取れた素晴らしいチームになりました。
これからも広島東洋カープを応援しましょう!
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クローザーを託された
栗林良吏の覚悟
----------#栗林良吏#連続無失点記録#過去記事セレクションhttps://t.co/LestMEOLvy— 広島アスリートマガジン編集部 (@hiroshimathlete) September 10, 2021
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